第3章 3ページ目 お勉強!
結局その日の放課後、みんなで五条くんの部屋に集まって。
課題をしっかりすませた後。
夕飯をはさんで夜遅くまで、マリカーで遊びまくったのでした。
「そういえばさぁ、。やり方覚えればある程度できんのに、何で今までわかってなかったの?…あっ、くそっ誰だよバナナ置いたヤツ!」
「はは、五条ひっかかってやんの。のそれね、私も気になってた」
「あー…んー……実は、今まであまり学校行ってなくて、そもそも授業受けてないから習ってなかったっていうか…ほわっ、カメにょおおう!!」
「ふふ、すまない…勝負だからね。それは登校拒否をしていた、ということ?」
「夏油くんカメ連れてこないで!…そんな深刻なものじゃなくて、ただちょっとぼっちすぎたというか…遠巻きに見られてたというか…それで楽しくなかったから、つい」
「それは深刻じゃねぇの?よし、硝子つぶす、絶対滑らせる
」
「やってみろ、返り討ちにしてやるよ。遠巻きってなんで?」
「いや、それが、多分なんだけど…言いづらいなぁ…ああっまたカメぇえに゛あっ!!」
「ぷっ、ふふっ…ごめん…言いづらいって、なにかよほどの事情でもあるのかい?」
「もうカメやだぁあ~…それがねー…小学生のときに、クラスの男子に見られちゃって」
「なにを?」
「結界にちっさい呪霊閉じ込めて、かごめかごめ遊びしてるとこ」
「「「 怖 っ !!! 」」」
え。こわい、かなぁ?