Smile Again ~君の笑顔をもう一度~【短編集】
第4章 ALCHIMISTE*鋼の錬金術師*エドワード・エルリック
#NAME1#side
………………。
エ「「よろしくお願い致します」」
エ「はぁっ!!」
「っ!」
いきなりキック…怖いなぁ。
「せぁっ!!」
エ「へっ!」
「わっ!!」
こいつ、右足左手がオートメイルだから手合わせすると危ない。
エ「隙あり!!」
ヤバ!!
ドッ
「~~~~~~~っ!!」
エ「…ってやべぇ!!大丈夫か!?」
ア「#NAME1#大丈夫!?」
「……………の」
エ「………」汗
「この、バカァァァァァァッ!!」ドゴッ
エ「のぁっ!!」パタ
ア「に、兄さん!!」
「このバカ!!私は生身の人間だぞ!!アルみたいな鎧人間じゃないんだぞ!!」
ア「よ、鎧人間…」グッサリ
全く。
会ってから2ヶ月は経つのに。
エ「いってー…」
「お前が言うか。生身の人間にオートメイルのパンチ食らわせながら」
エ「の割には元気じゃねえか」
「痛みをこらえてるんだっつーの!!」
ア「わわわっ兄さん!!#NAME1#!!落ち着いて!!」
……………はぁ。
なんでこうなっちゃうかなぁ。
会ってから2ヶ月は経つのに、いつもケンカしちゃうんだ。
似た者同士なのになかなか素直になれないんだ。
どうしたらいいのかな…。