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夜行観覧車

第1章 天才が無傷と裂傷を繰り返す孤独につき。【爆豪成代 / 緑谷】



 □ 僕のヒーローアカデミア 爆豪勝己の成り代りで女主。
 □ 原作口調。苗字は、「爆豪」のままです。







 「クソデク!!ありゃどういう事よ!説明してみろゴミ野郎が!!」

 「なんでてめーに、“個性” が発現してんだぁ!!?」

 「ざけんじゃねーよクソナード!!!、おいデク!あんたは!」








 ―――――――――わたしより、下だ!!


 ピピピピッ、ピピピピッ、ピピ
 「……………クソ胸糞悪い夢……」

 なんだって、夢にまで出てくんのよあいつ。失せろカス。



 『君が、凄い人だから! 勝って!!超えたいんじゃないか
 バカヤロー!!!』


 あの、本気でわたしを追いに来る目が、何よりも嫌だった。
 「…なんでわたしがあんな奴に、ちょっとでも影響されなきゃ
 なんないのよ。死ね」


 チッ、と舌打ちをしてから、勢いよくベッドを出る。








 「あっ、凄い。せいちゃんおはよ…」
 「何でてめぇがこんな時間にいんのよふざけんな帰れ死ね!!」

 「お、ぉおう…」

 何が「あっ。凄い」だよ気持ち悪ぃ!!わたしの隣に並ぼうと
して来んな!つーか登校中におまえが通学路を歩くな!!

 なんで朝っぱらからあんたの顔見なきゃなんないんだ!


 「おーいやっほ〜!!おはよー爆豪…って、え? なに、なんかあっ 
 た?」
 「あ、緑谷も一緒か。二人ともおーっす」
 「おはよーさん!」

 「あ……」



 「一緒じゃないわよ見て分かんないの!!?どー見たってこいつが
 後ろから、勝手についてきてるだけでしょーが!!馬鹿!!!」

 「いや馬鹿って! 相変わらずだなあおまえ!!」
 
 「上鳴くん…、昨日もせいちゃんと会ってるでしょ…」
 「エッなんか緑谷まで冷たい!?」

 うっさいなぁ阿呆面ァ!!そう言うと、電気野郎は光の速さで
口を閉じた。はッ、ざまァ。


 あとクソナードもうるさいのよ…何で、アイツが普通に馴染んでんだか意味不明。

 「まあまあ爆豪、落ち着けって。せっかくの美人が台無しだぜ
 ?」
 「てめェも黙れやぁ醤油顔…!!」

 本気、で、嫌だ。






 「わたしはわたしの道を征く!!余計な邪魔したりすんじゃない
 わよクソナード共が!!!」





 
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