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赤井×降谷(安室)短編集

第5章 最終話 桜の奇跡


「どうしたんだよ?一体……」
4人に駆け寄った僕を優しく抱きしめてくれるヒロ。
僕の言葉に松田が、またお前と喧嘩出来るな。と笑顔で言ったが萩原に止められた。
伊達がいい加減離してやれよ……。とヒロに言うと
あっ、すまない……ゼロ。
パッと離し、笑顔でまたゼロと一緒に居られる。と言い、伊達班長は僕の頭を撫でながら桜が起こしてくれた奇跡かもな……。と呟く。
それからは、ずっと僕達5人は一緒に遊んだり、僕の仕事の手伝いまでしてくれた。
久しぶりに僕が非番でポアロも休みの日。
「降谷さ。もし、1つだけ願いが叶うなら何を願う?」
僕は青空を目にしながら、当たり前な事を言うなよ。いつまでも……ずっと5人で居たい。それが僕の願いだよ。
そう言い終えてから伊達を見つめると、俺達4人も降谷と一緒に居たいと願ったら……。
こんな事になっちゃったんだよねーぇ。
伊達の言葉を遮る萩原に言われ、はぁ。とため息をつく伊達。
しかも不思議な事に周囲の人からもこの4人の姿が見えてるらしく、松田とヒロは買い出しに行ってくれてる最中だ。
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