第5章 周瑜様、美しすぎるんですけど
いえいえいえ
そんな
滅相もございませんよ
生きとし生けるすべての女性は
あなたさまに めろめろです
もはや 完全に 違う意味で
トリップ気味の早苗は。
こうなれば と、手を伸ばし
周瑜の胸元に触れる。
「………………」
とくとくと。
心臓が動いている。
なんてリアルなのでしょう。
「積極的なのだな」
ええ だって 夢ですし。
したいように
させてもらいますよ。
早苗はさすさすと、
周瑜の身体を触り始める。
「では、私も」
ふに、
乳房に手を添えられ。
やわやわと揉まれる。
「あんっ」
お酒が入っていることもあるが。
久しぶりの、感覚。
まして、相手は美秀麗。
身体が敏感に反応する。
「感じやすいのだな」
早苗の甘い声に満足した周瑜は。
次第に手の動きを速め。
頂を擦り、片方の乳房に吸い付いた。
「は、あぅ、」
ちゅぱちゅぱと
唇の吸い上げる音が聞こえ。
自分の胸元にある周瑜の顔を確認し。
いよいよ妄想で
頭が可笑しくなったように思う。
「んんっ、ふ、」
艶声が、自然と漏れる。
こんなに感じたことなど、
今まであっただろうか。
夢だからか。
相手が周瑜だからか。
早苗はふわふわした頭で、
そんなことを考える。
「私も、まだまだだな」
最中に考えごとさせるなど。
失礼した。そう周瑜は言い、
早苗の秘部に手を滑らせた。
「ひぅんっ」
とろりと愛液で濡れた秘所は
周瑜の指が這うたび
くちゅぐちゅと音を立て
ふわふわの頭を更に昇天させていく。
「あっ、んあっ、」
周瑜の綺麗な指が。
襞をなぞり、突起を弾き。
蜜を絡め、必要に攻めている。
見えなくとも。
そう思うだけで、身が震える。
「や、あああっ」
ビクリと身体が跳ねる。
あっという間に、
達してしまったようだ。
「達したようだな」
乳首にちゅっと口付け。
周瑜は自身の滾る肉棒を確認し言う。
「お望みとあらば。もっと快くしてからにするが」
いーえ、もう
あなたさまの
好きにしてくださいませ――――!
早苗の目は
ハートマークのようだ。