第1章 …
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「ちょっと悟!また靴下裏返しにして洗濯機に入れてる!このまま洗っちゃったじゃん!」
「へへっ、ごめーん。ついついやっちゃうだよね⭐︎」
「何回も言ってるのに…ついついで片付けるんだ…」
「え?リンちゃんもしかして怒ってる?本気で怒ってる?」
「逆に聞くけど怒って無いように見える?もう悟なんて知らない!全然私の言ってること聞いてくれて無かったってことだもんね!」
「えーー!リンちゃんそんな事言わないでよー!僕が悪かったから!次からは絶対直すから!嫌いにならないでー!!!」
「本当?次からは絶対にちゃんとやってくれる?」
「うんうん!やるよ!この最強に誓って絶対やるよ!!」
「じゃあ…今回だけは、許してあげる…」
「あー良かった!僕リンに嫌われたら生きていけないからね!」
「そのかわり、今度あの駅前のすっごい行列のケーキ屋さん連れていって?あそこのチョコレートケーキが食べたいんだよねっ」
「そんなのお安い御用だよっ!いつだって僕が連れて行ってあげる♡でもせっかくだからケーキじゃなくて、今から僕を食べちゃわない?僕はリンを食べちゃうからさ♡♡」
「あははっ、何言ってるの悟ってば」
「僕はいつだってリンちゃんに夢中ってことだよ♡♡♡」
この世界を滅ぼすほどの力を持ち
無下限術式と六眼を使う
呪術師最強の男は
日常生活では
愛してやまない彼女に尻に敷かれている
ただの激甘重々男だった。
【完】