第1章 プロローグ
公安部
降谷「ヒロ
アイツはどこに行ったんだ?」
諸伏「え?
ゼロが知ってるんじゃないの?」
この2人は警視庁警備部企画課の隠れ組織、通称ゼロと言われる公安警察だった
降谷が言っていたアイツは【黒川 朱梨】の事だった
黒川 朱梨は降谷、諸伏と同じ潜入捜査をしている
朱梨が潜入しているのは2人と同じ黒ずくめの組織に潜入したのだ
だが諸伏と降谷は気づいていないのだ
?「待っていたぞ
シャノワール」
黒川「ジン
一体なんの用?」
ジン「シャノワール
お前に任務が下された」
黒川「どんな任務なのかしら?」
ジン「この男を殺せ」
黒川「この男は?」
ジン「こっちで知っている情報はある
男の名前は二階堂大和」
黒川「二階堂大和って今巷で有名な7人アイドルグループIDOLiSH7のリーダーじゃない
どうしてそんな有名人を?」
ジン「そいつは大物俳優千葉志津雄の息子だ」
黒川「千葉サロン…………」
ジン「そいつの愛人がうちの下っ端だったが突然音信不通だったんだ」
黒川「そこでこの男を使って誘き出すって魂胆なのかしら?」
ジン「あぁ」
黒川「分かったわ
でも私は殺さないわ
殺すなら別の人間を導入して」
ジン「いいだろう」
警視庁警備部企画課(ゼロ)
黒川「フゥ〜」
?「ここにいたのか
朱梨」
?「探したよ」
黒川「ゼロ、ヒロ」
降谷「お前ここ最近何してるんだ?」
諸伏「よくパソコンとにらめっこしてるし」
降谷「何調べてたんだ?」
黒川「ちょっ、ゼロ!」
降谷「IDOLiSH7?
なんで急にアイドルなんか調べてんだ?」
黒川「なんだっていいでしょ?!」
諸伏「まさかとは思うけどもしかして君も黒ずくめの組織に潜入してるの?
そしてジンからなにか言われた?」
黒川「……………………」
降谷「朱梨‼️
本当なのか?!
本当に黒の組織と…………」
黒川「そうよ、悪い?」
降谷、諸伏「?!」