第8章 40Per
「フクマさんの代わりに来ました、霧島です。今日は挨拶に来たので原稿は大丈夫ですよ」
『同僚に頼みましたので宜しくお願いします』
「·····」
「あの、先生?」
はっ
「せっ、先生って··そんな偉くありません!」
「私から見たら作家さんはみんな先生ですよ?あまり長居はしない方が良さそうなので失礼しま···」
ぐっ
「待って」
「ぐっ、···先生?」
「あっ··あわ··わわ」
(泡?)
ぐぅ···。
「ーー!//」
くすっ
「キッチン失礼しますね」
ぱぁ
「うん!··ってちょっと待って!!部屋ん中汚いから!!」
「大丈夫ですよ。汚い程片付けしやすいですから!どれどれ···!?」
ばばん!!!
『ひとりの部屋から聞こえる甘い声』
「····」
ひょい
「霧島さ··ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」