第8章 40Per
すっ
「····今からちゃんと言う」
「あの、先生?」
「この"生活"が終わっても俺の隣にいてくれますか?」
「えっと··それは今後も家事代行とですか?フクマさんに話して··」
ぎゅ
「違う。····これは作品の"彩華"ではなく···///俺の彩華になっちゃほち··噛んだーー!」
「ふふっ、顔を上げてくれますか?」
ふっ
「ふぇっ//」
なでなで
「本当は最後まで言わずさよならをする予定でしたが··言わないと駄目ですね。私はロナルドさんの作る作品のファンです··そして、淡い恋を感じてました···///」
とくん。
「·····」
初めて知った感情
俺が知りたかった感情
俺がずっと一緒にいたくなる彼女
ぐいっ
ぎゅ···
「彩華、好きだ」