• テキストサイズ

呪術廻戦  〜生きた証 前編 〜

第3章 私は何者か。



「ほらほら〜そんな心配そうな顔しなくても大丈夫〜!
監視って言ったら重いけど、普段は良い子そうな子だしルームシェアだと思えばさっ♡」


「ルームシェアって…。
あと個室は2部屋しかないですけど、先生も居てくれるんですよね?」


「んー。なるべく居るようにはするけど〜
ほら僕って超多忙じゃん?
帰って来れない日もあるし、出張もあるから基本的に憂太に任せたいんだよねー。
あ、ちなみに今日からね!」


「えっ⁉︎今日ですかっ⁇」


「だってー、これから面倒くさい書類の整理に報告書も書かないとだし。
あ、一応教師らしい事言うけど如何わしい事禁止ねー?
あ、それを言うなら僕もだけどね、あはははは〜〜(笑)」


軽薄な笑みを浮かべる先生はヨイショ、とベッドから立ち上がると僕の肩にポンッと手を置いた。


「ちなみに、里香は出しちゃダメだよ?嫉妬で何するか分からないから。」


ゴクッと喉を鳴らし「はい…」と力無く頷いた。


「じゃ、明日の朝また来るから〜。あとは任せたよ〜。」


「えっ、、ちょ、先生っ、、」


ドアの方へ足を向けた先生の背中に声を掛けるも、後ろ手にヒラヒラと手を振ると「おやすみ〜」と言い残して出て行ってしまった。


/ 179ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp