第1章 監督性は竜胆に触れる。
昔、ナイトレイブンカレッジには8つの寮が存在した。
ハーツラビュル寮
サバナクロー寮
オクタヴィネル寮
スカラビア寮
ポムフィオーレ寮
イグニハイド寮
ディアソムニア寮
そしてーーー
フィリカース寮
フィリカース寮は特別な寮で、年に2,3名ほどしか闇の鏡に選ばれなかった。
しかし、ある年からぱったりとフィリカース寮に選ばれる生徒がいなくなり、フィリカース寮は廃寮にならざるをえなかった。
今ではフィリカース寮があった場所には鏡舎が立っており、鏡舎の柱の奥にはフィリカース寮の守り神と呼ばれた一人の少年が眠っているらしい。
学園長「えー、そしてその少年を目覚めさせられるのは空っぽの人間だけ、、、と記されているのですが、、、」
『ユウ、からっぽ。』
監督生「、、、もしかして、空っぽって魔力のこと?」
学園長「おそらく、、、」
『、、、猫さん。』
監督生「ん?て、ベリアルどこ行くの?!」
グリム「待つんだゾ子分!!」
監督生「、、、行っちゃった。」