第1章 監督性は竜胆に触れる。
エース「あー、マジどうやったらトレイン先生の授業を寝らずに受けられるんだよ!」
デュース「また、また寝てしまった…。」
監督性「デュース、エース、今度こそ補修に行かないといけなくなるから、明日こそ寝ちゃだめだよ。」
グリム「お前ら、今度こそ寮長に首をはねられちゃうんだゾ!」
エース「監督生たちは気楽でいいな、テストの点が悪くても寮長に首をはねられることはないんだから。」
監督性「だからって悪い点数ばっかりとっていられないけどね、」
デュース「僕には監督性も寝ていたように見えたがな。」
監督性「うっ」
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エーデュース「またな!監督性、グリム!」
監督性「また明日。」
グリム「まあた明日なんだゾ!」
監督性「あ、きれい。」
監督性の目にとまったのは鏡舎の柱にあった竜胆の花の彫刻。色もきれいに塗られており、とてもリアルだった。
その柱にはほかの花の彫刻もたくさん施されていたが、監督生には竜胆の花の彫刻がほかの花よりも一際目立って見えた。
グリム「どうしたんだゾ?」
監督生「、、、いや、綺麗だなって、思って、」
(来いって言われてるような感じがする。)
監督生が竜胆の彫刻に触れる。
ギリリリリリリッ ガチャンッ
グリム「フナッ?!」
監督生「……え?」
柱が回転しながら下に落ちていき、柱の中に螺旋階段が現れた。
監督生「、、、これ、は?」