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【R-18】鬱 審 神 者【刀剣乱舞】

第7章 心配


加州side


やっと反応してくれた。
最近、ボーッとしてることが多い。

これも、鬱病という病気の所為?

なんで主は、ここまで苦しまなければならないのだろう。

「大丈夫?って、大丈夫なわけないか。ごめんね。よしよし。」


俯いて、ずっと下を見ている。
その顔はどこか悲しげだった。

「主。」

そう呼べば顔を上げる。
身長的には俺の方が高いから、自然と上目遣いになる。


━━━━━━━可愛い。

そう思った時には、身体が動いていた。

___ちゅ


自分の唇に伝わる、柔らかい感触。


ずっと、考えていた。
どれだけ、主と接吻が出来たらかと。

どれだけ妄想の中でしてきたか。

それが今じゃ、現実となってしまった。



主は、自分の唇をそっと触り、
やっと頭が追いついたのか、
みるみるうちに紅潮していく。

本当に可愛くて仕方ない。

誰にも奪われたくない。
そんな黒い感情が、醜い感情がどんどん胸に広がっていった。
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