第1章 うちの子紹介①
『だだいまー』
返事はない。
今日はおばあさんの荷物を運んだだけで特に他にはなかったようだ。
いつも通り冷凍ご飯を解凍していると、家のチャイムが鳴った。
『?はーい』
ガチャッ
お隣さん「あらたくん、こんばんはー」
『こんばんは!』
お隣さん「急に押しかけてごめんなさいね、、、はいこれ。夕ご飯作りすぎちゃったの、おすそ分け。」
『ミネストローネ、、、ありがとうございます!ありがたくいただきます!』
お隣さん「そう言ってもらえると嬉しいわ、またね。」
▼聖蓮人生は ミネストローネ を手に入れた!
今日の夕飯のおかずが手に入ってご機嫌の人生。人生は自他ともに認める料理下手なので、一週間のうちの火曜日と土曜日に隣の団地から知り合いがご飯を作りに来てくれる日以外は冷凍ご飯で生活している。ちなみに今日は金曜日。
冷凍ご飯と少し多めのミネストローネをおいしそうにほおばる人生。
あぁ、、、天使、、、。()
夕ご飯をたべたあと勉強の予習復習を終わらせる。
ーーーー11時
人生はいつもこの時間に布団に入る。
『、、、おやすみなさい。』