第88章 ☆ その後 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
嚇母)“アヤはどうしても作りたかったみたいだね…君の為…いや、アヤ自身の為に”
クロガネ)「…愛されとるのう」
ロー)「…うるせぇ」
クロガネ屋がニヤニヤしながら言ってきたから小さく睨めば笑われた
嚇母)“…離さないでね…それを…せっかく作ったんだから”
ロー)「手放す気はないが…アヤはお揃いと言っていた…もう1つ作ったのか?」
嚇母)“いや違う。キミに渡したやつとアヤが持ってるやつは元々1つだ”
クロガネ)「割ったのか?」
嚇母)“と言うか割れた…大きい方を君に、小さい方をアヤが持ってる”
ロー)「アヤはどこに持ってるんだ?」
嚇母)“初めはカカシから貰ったピアスに入れようかと思ったんだけど入らなくて胸元の術式の中に入れてる…アヤのは体の中にあるよ”
ロー)「…そんな事も出来たのか」
嚇母)“まぁ、もともとはチャクラの塊みたいな物だからね”
クロガネ)「ますます興味深いのう」
ロー)「俺のも体に入れれるのか?」
嚇母)“それは難しいね…君にはチャクラが無いもの…チャクラのない体にそれを入れてどうなるか…自分の体で実験したい?”
ロー)「…」
嚇母)“冗談だよ…でも入れるのはオススメしない…そればっかりはね…僕もどうなるか分からないから”
クロガネ)「…確かアヤが言ってたのう…使いにくいとか、色々」
嚇母)“使いにくいなんてもんじゃないよ…僕が出て来れなかった…僕はアヤのチャクラと僕のチャクラを使ってこっちの世界に出て来れるからね…それが出来なかった。なんかチャクラが遮断させるみたいな、そんな感じ”