第88章 ☆ その後 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
クロガネ)「…なるほどのう…雲母との繋がりからお前さんはアヤの夢に渡れた、と?」
嚇母)“そんな感じ”
クロガネ)「ふむ…んじゃ守り石はお前さんが作ったのか?」
嚇母)“そうだよ?アヤと契約した時にまず初めに頼まれた事だったからね…『自分のチャクラは生活に支障の出ないぐらいなら使っていいからなるべく早く作って欲しい』ってね”
ロー)「…」
嚇母)“アヤのチャクラを使ってる間…アヤは気付かなかっただろうけど…よくチャクラ不足で寝てたはず…僕も初めて作ったから調整が難しくて…”
ロー)「なるほどな」
クロガネ)「そういえば、グラサンやくま子とよく昼寝すると言っておったな」
ロー)「…朝起きる時もなかなか起きない時があったが…」
嚇母)“まぁその程度で済んで良かったと思ってよ…本当なら出来ない物を無理やり形にして作ったんだから”
「「…」」
猫の言葉に…思わず…黙ってしまった
朝、アヤが起きないからって
イタズラ心で抱いた事が何回かあったが…
そんな事を考えていたら猫の声に考えるをやめた
後で考えよう
今は話だ
嚇母)“アヤが使える他の忍と違う力の事は?”
ロー)「…それなら」
クロガネ)「ワシが聞いた程度に…説明はしたが…」
嚇母)“その力のおかげで作れたんだよ…多分、もう作れないかもだけど…”