第86章 ☆ 決着! ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
シャチ)「ざまぁみろ!アヤ達を馬鹿にするからだ!」
ペンギン)「思い出してもムカつくよなー。アイツら賞金首だとしても大した額じゃないからあのまま放置だ」
イッカク)「いいんじゃない?全員の心臓はキャプテンが取ったんだから」
ジャンバール)「海賊ならそれこそ海の藻屑にしてたのにな」
勝負は呆気なく終わり俺達は入口に向かって歩いていた
イッカクの言う通り心臓は抜き取ってシャチが持ってる
初めて見た俺の能力にクロガネ屋は少し引いてた
クロガネ)「…坊主…その心臓どうするつもりなんじゃ?」
ロー)「…さぁな…その辺に捨てとくか」
クロガネ屋は俺の言葉に首を傾げた
クロガネ)「…その力でアヤから心臓を取ったんか?」
ロー)「…もう返した」
クロガネ)「当たり前じゃ」
返したと言えばクロガネ屋に軽く頭を殴られた
痛くなかったが…驚いた
入口の近くに着いた時
中からベポの叫び声に近い声が聞こえていて
様子を見ていたら冥母に乗ったベポ達が出てきた
ベポ)「うわーん!キャプテーン!」
ベポは俺を見つけた瞬間
冥母から降りて泣きながら走ってきた
腕の中では目を回して少し魘されて気絶しているアヤがいた
シャチ)「絶対怪我の気絶じゃない」
イッカク)「ここに来てもこれだけうるさいのに…」
ペンギン)「…これを耳元でか…そりゃ気絶するよな」
ジャンバール)「でんでん虫でも言ってたからな」
ベポからアヤを受け取り船に戻ろうとすれば猫に呼び止められた