第86章 ☆ 決着! ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
アヤは刀を前に出したら
空中に何か文字が浮かび上がって
敵の忍者の忍術がその文字の中に吸い込まれた
「「「え?!」」」
クロガネ)「ほぅ。あいつ使えたんか」
画面を見ていたクロガネ屋が感心した様に呟いた
遠くで何か爆発音の様な物が聞こえ
そこに目を向ければ海の水が飛び散っている様にも見えた
俺達は初めて見る忍術にテンションが上がる
シャチ)「え、今のなんすか?!クロガネさん!」
イッカク)「なんか…凄かった!」
ペンギン)「さっきの爆発音と関係が?!」
ジャンバール)「あれも忍術か?!」
でんでん虫からもベポがテンション上げていた
【ベポ)「おぉ!かっこいいー!」】
【「ふふっ。そうだろうそうだろう。私はカッコイイのだー」】
【嚇母)“…君達は…”】
猫がため息をついた時
こっちではクロガネ屋がため息をついていた
クロガネ)「…さっきのはアヤの師に当たる男が得意とする忍術じゃよ…アヤは苦手だったはずじゃが…使えた事に驚いたわい」
シャチ)「それはどう言う忍術なんすか?!」
クロガネ)「あれは《時空間忍術》…口寄せの術と似たようなもんじゃ」