第85章 ★ 決着! ★ 夢主視点 ★ ① ★
しばらく走って途中で洞窟の中に湖を見つけた
私は刀に水遁を纏ってムエに攻撃すれば
ムエは土遁を使って塞がれ爆発を起こした
嚇母)“とにかくこれ以上怪我しないでね…絶対だよ!”
「分かってるよ…これ以上は流石に怖いもん」
嚇母)“…ったく、それだけじゃないでしょ!”
「…」
湖は広くて湖の上で戦っていた
ムエは水遁も使えたのか
そうでなくちゃ
私はムエの水遁に雷遁で対抗した
少しでも気が向けない…けど…
「…ねぇ、嚇母…」
爆風の中
私はムエに目を向けながら嚇母に声をかけた
嚇母は答えなかったけど
私は小さく笑って言葉を続けた
こんな時なのに
私の頭の中はローでいっぱいだ
「…私って自分が思ってたよりローの事好きみたいだ。こんな状況なのに…今すぐローに会いたい…会って抱き締めて欲しい」
嚇母)“…それは後でやってよ…ご褒美貰うんでしょ?”
「貰えるかな?」
嚇母)“さぁね。本人に直接聞いたら?”
「その答えがご褒美かも」
ムエから逃げるようにして湖を後にした
岩場を走り抜けながらムエの土遁を躱した
「…仲間や家族っていいもんだよね…私って皆に愛されてるんだね…怒られるって分かってるけど…それが嬉しいというか」
嚇母)“今更?今知ったの?変態じゃん”
私は刀に雷遁を纏って放つが土遁で躱される
チャクラが足りないからか簡単に防がれるんだよなー
「むしろ知ってた♡ってか変態言うな」
嚇母)“はぁ…別にいいけど…通信機の事忘れてない?言ってて恥ずかしくないの?”
嚇母の言葉に一瞬体が固まった