第85章 ★ 決着！ ★ 夢主視点 ★ ① ★

嚇母）“…来るよ”





嚇母の言葉と同時に岩場が崩れて
そこに顔を向ければ
そこにはムエとオフィーリア、2人が立っていた




ムエ）「最後のお話は出来たかしら？」

ｵﾌｨｰﾘｱ）「絶対許さないんだから！」




私はベポとともに向き合った





「とりあえず片方頼んでいい？…そっちはローだから…私はカカシを潰す」

ベポ）「うん？うん！分かった！キャプテンは任せて！」

「ふふっ。頼もしいね…とりあえず分断しよう。って事で…」

ムエ）「風遁…」





私は刀を前に出して時空間忍術で風遁を飛ばした


術式に吸い込まれて行った忍術を見て
ベポがテンション上げていた





ベポ）「おぉ！かっこいいー！」

「ふふっ。そうだろうそうだろう。私はカッコイイのだー」

嚇母）“…君達は…”





私とベポが敵を目の前にはしゃいでいたら
嚇母がため息をついた




ムエ）「調子に乗ってんじゃないわよ！」

「あ、ごめんごめん。忘れてたわ、存在感の薄い人達」

ムエ）「こっの！」

「ふん！こんなんで怒ってたらたかが知れるぞ？」





私はムエを軽く挑発して分断に成功




とりあえずベポから離すように走った






忍の相手は忍がする


































走っていたら嚇母が口を開いた








嚇母）“さっきの…どこに飛ばしたの？”

「さぁ？」

嚇母）“…”

「冗談だよ、そんな目で見ないで…海だよ…近くに船がありませんように」

嚇母）“…朝投げたやつか…”

「斬っても良かったんだけど…冥母を使ってるから上手く飛ばせたし、私のマーキングもなかなか使えるくない？」

嚇母）“…まったく…”






ムエからの攻撃を避けながら走った