第81章 ★ 復活・出陣 ★ 夢主視点 ★ ① ★

嚇母）“はぁ。分かったよ。君は戦いに集中しな。この子は任せていいから”

「そのつもり…よろしく…お礼してくるよ…絶対に許さない」

嚇母）“はぁ。ヤバくなったら止めに行くからね”

「なら止めに来るまで暴れてやるよ。久しぶりだわ。こんな感じ…あの時以来だな」

嚇母）“あんな事忘れたら？覚えてても…いや、いいや。その話はまた今度…術式展開”






嚇母は女の子の下に術式を展開した






「…らしくないよね…こんな…」

嚇母）“…聞かなかった事にしてあげるよ”









嚇母の言葉に返事が出来なかった
この世界に来てから…らしくない事ばっかり
なのに…私は…





































私は瞬身の術を使ってオフィーリアの前に姿を表せば
驚いた顔のオフィーリアがいた






ｵﾌｨｰﾘｱ）「まさかそっちから出てくるなんてね！もう逃がさないわ！」

「逃げるつもりはない。昨日の事も含めて礼してやるよ」






































私は相当怒ってる











普段なら、こんな乱暴な事…しないのに












忍でもない…それも…女の子相手に…私は…











今は…止まりそうにないんだ












ここままなら…私は…











感情の黒い波に…飲まれそうだ…





























ｵﾌｨｰﾘｱ）「あ"ぁ"！ぐぇっ！…う"ぅ…」

「起きろよ。まだ立てよ。あの子の痛みはこんなもんじゃないんだ」

ｵﾌｨｰﾘｱ）「ひっ、あっ」

「…あの子はあんたの為に…」

ｵﾌｨｰﾘｱ）「いや！近寄らないで！」

「逃げるなよ…追いかけたくなるだろ？」









私の顔を見て…脅えているオフィーリア


まぁ関係ないけど



逃がすつもりはない





そんな事を考えながら
逃げようとするオフィーリアの後を追うように歩けば
オフィーリアは泣き叫び出した








ｵﾌｨｰﾘｱ）「たっ助けて！お姉ちゃん！！」

「？！」






…お姉ちゃん…


その言葉からは…嫌な感じがした