• テキストサイズ

✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第80章 ☆ 報酬 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆







アヤは自分の体から手を離し少し体を伸ばした








【「ふふっ…私、あの女がムカつくから嫌がらせする事にしたよ。あんたを生かす。文句は言わさないから。あ、ついでにこの体の使い方を教えてあげるよ…あんたが自分の耳に正直に生きてたら違う戦いもあっただろうね」】




なんで最後残念そうなんだよ





【?)「…耳?」】

【「聞こえてなかったの?あんたを呼ぶ声」】

【?)「…え?」】

【「こいつは…ずっとあんたを呼んでたんだよ…この『御怨般若』は」】








アヤが女の体の胸の真ん中らへんに手を当て
名を呼べば足元の影が伸び



男が浮かび上がって出てきた




男の後ろになジャンバールより大きい女
女は上半身だけ出して残りは影に入っていた






俺達は言葉を失っていた




状況についていけなかった




クロガネ屋も目を見開いて固まっていた









御怨般若





アヤはそう言った





【般若)〘出してくれてありがとう…やっと大切なこの子の力になれるよ〙】




般若と呼ばれた男は笑いながらお礼を言った



アヤは顔だけ般若に向けた




【「…礼はいらないから。あの女がムカついただけ。そうじゃなかったらあんたみたいなの呼びたくないよ。怖い」】





アヤが少し眉をひそめて言えば般若は小さく笑った








/ 1143ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp