第79章 ★ 報酬 ★ 夢主視点 ★ ① ★
そろそろこの体も限界か?
中から呼ばれる声
ずっと…呼んでる声
もう少しだけ…待ってて
私は私の体から手を離して体を少し伸ばした
「ふふっ…私、あの女がムカつくから嫌がらせする事にしたよ。あんたを生かす。文句は言わさないから。あ、ついでにこの体の使い方を教えてあげるよ…あんたが自分の耳に正直に生きてたら違う戦いもあっただろうね」
?)「…耳?」
「聞こえてなかったの?あんたを呼ぶ声」
?)「…え?」
「こいつは…ずっとあんたを呼んでたんだよ…この『御怨般若』は」
私は女の子の体の胸の真ん中らへんに手を当て
名を呼べば…足元の影が伸び
男の子が飛び出てきた
男の子の後ろにはジャンバールより大きい女の人
女の人は上半身だけ出して残りは影に入っていた
般若)〘出してくれてありがとう…やっと大切なこの子の力になれるよ〙
般若は笑いながら私にお礼を言った
私は顔だけ般若に向けた
「…礼はいらないから。あの女がムカついただけ。そうじゃなかったらあんたみたいなの呼びたくないよ。怖い」
私が少し眉をひそめて言えば般若は小さく笑った
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この御怨般若はスマホゲームの『陰陽師』から!
可愛いんですよー!
私大好きなんです(笑)
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