第78章 ☆ 他人の記憶 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
【亀(ベポ))「…ごめんね。オレ今何も出来ない」】
【「ベポはいてくれるだけでいいよ…ベポがいてくれて良かった」】
【亀(ベポ))「え、オレ何もしてないよ?」】
【「いや、ベポがここにいなかったら私暴れてたから…今以上に自分の体をどうしてたか…ありがとう。いてくれて」】
アヤの言葉に思わず眉をひそめた
状況が状況だ…仕方ないと言えば仕方ないが…
【亀(ベポ))「アヤー!」】
【「ふふっ。亀にそんな事されるの初めてだ」】
少し落ち着いたのかゴーグルを外して
亀(ベポ)の頭を撫でていた
モコモコのベポが…見る影なし…
このまま戻らなかったら…
俺は違う意味で画面を睨んだ
シャチ)「戻りましたー」
イッカク)「あ、おかえり。早かったね。どうだった?」
ペンギン)「駄目だった…というか、アヤが想像以上に暴れたから状況の把握が出来なくて大変だから後にしてくれって言われた。ついでにあのブラムとかいう人…悪魔の実の使い過ぎで逆上せてて、頭にタオル当てて魘されてた…ちょっと面白かった」
シャチ)「な!ちょっと笑いそうになったよな!」
「「「…」」」
お前ら…
それは…仕方ない…か?
そんな中、アヤの声がでんでん虫から聞こえた