第77章 ★ 他人の記憶 ★ 夢主視点 ★ ① ★
なんとか…なんとか?
正気に戻せた私の体
とりあえず私の体の腰に付けてたポーチから
簡単な手当て道具を取り出してお互いに手当する事にした
お互いにって言っても私が私の体を手当てしたんだけど
声をかけるけど反応無し
暴走しなくて良かったけどさー
私にも、私の体にも…結構ダメージがデカいはず
肉体的にも、精神的にも…
何したの?って聞いても答えない私の体
名前だけでも答えてくれないかねー
「はぁ…ベポの通信機持ってくれば良かったなー。まさか壊れるとは…壊れたからジジィ達に状況の確認も報告も出来ないし、こんな体じゃチャクラが練らないから嚇母達も呼べない。巻物から武器も出せない。忍術が使えないから飛ぶ事も出来ない…やば。そんな事初めてなんだけど…ってかなんで通信機壊れてるんだよ…もうちょっと役に立てよなー。今まさに必要でしょーが…あーダメだ。イライラして口が止まらん」
亀(ベポ))「…アヤ…」
「あ、ごめんごめん…状況を確認したいんだけど、通信機使えなくて…あんた、私の体で随分暴れてくれたみたいだね」
頭の上にいたベポに向けてた視線を私の体を向けたら俯いてた
?)「…」
だんまり…
私ってこんな顔するのか