第75章 ★ 余興 ★ 夢主視点 ★ ① ★
私は目元を抑えた
この体の目はなんだ?
痛い?
見えすぎて痛い…変な感じだ
首にゴーグルがかかっていて
何故か分からないけどそのゴーグルを掛けた
そのゴーグルは真っ暗なのに見えてた
あ?
目は少し楽になったけど…なんで見えてんだよ
「う"ぇ"…目が回って吐きそう…なんなのこの体…ジジィ…あれ?ジジィ?嘘でしょ…通信機壊れたの?…はぁ…あ、亀のベポどこに行った?ん?ベポの亀?分からなくなってきた…頭が痛い…吐きそう」
私は頭と腰を抑えながらゆっくり立ち上がりベポを探した
「ベポー…ベポ、どこー?」
亀(ベポ)「アヤー!アヤのバカー!」
ベポを見つけたらめっちゃ怒って泣きながら文句言われた
そりゃそうか
「ごめんて…今度私の得意料理を作ってあげるよ。皆大好き忍者めしだぞー」
正直それで許されるわけないのだが…
なんとか宥めて
ベポを腕に抱えて一緒に私の体の元に戻った
呑気に寝てる自分の体に
何故かムカついて蹴った
自分の頭を
蹴っちゃった
「いつまで寝てんだよ。さっき起きろ」
亀(ベポ)「アヤ!そんな事したらダメだよ!」
苛立ちからか低くなる私の声
ベポに怒られた
しばらくしたら目覚めて
腕が折れてる痛さに騒ぎ出す私の体
「…見ててすげぇ不愉快だ」
亀(ベポ))「アヤ!落ち着いて!顔!顔がやばい!」
?)「あ、あれ?なんで」
「こっちのセリフなんだけど…あんた誰?何したの?」