第10章 ★ お披露目 * 夢主視点 ★ ① ★
「私、海の上に立ったり走ったし出来るんだよーん!」
私がそう言えば皆、凄い顔で叫んだ
「「「「「はー?!」」」」」
私は急に叫ばれて耳を抑えた
思わず真顔になる
「え、うるさ」
シャチ)「え、ごめん。じゃなくて!」
ペンギン)「海の上を走れるってなんだよ!」
ベポ)「そんな人間見た事ないよ!」
イッカク)「いや!人間じゃなくてもないよ!」
皆の反応に笑ってしまう
なんだか初めて忍術を見せる下忍達を相手にしているようだ
こうゆう雰囲気だからかなー
気が緩むの
「ふふっ。そっかそっかー。ごめんごめん。これも普通の事だからさー」
皆の顔が面白い
私は笑顔で「では海の方にご注目下さーい!張り切って…忍法いっきまーす♡」と言って海の方を向き印を結んだ
「水遁・水龍弾の術」
海の水を龍のように形態変化させ
船を飛び越えさせて適当な方に飛ばして弾けた
「どう?」
私は皆の反応を楽しむ様に笑顔で振り向いたら、思った通り皆面白い顔をしていた
この術にはイッカクも目を輝かせてくれた
「「「すげー!」」」
イッカク)「凄いよ!本当に凄い!」
ロー)「…」
お兄さんは無言だったけど口を小さく開いて目が輝いてていて
私は笑ってしまった
「ふふっ。皆可愛いね♡」
2023.12.20