第72章 ★ 前夜祭 ★ ロー視点 ★ ② ★
アヤを抱く前
人生2度目の言葉を送った
アヤにしか言うつもりのない言葉
言った時のアヤの顔を思い出して…頬が緩む
あんなに嬉しそうに…綺麗に笑うアヤ
アヤの顔を見ていたら…
俺はアヤを抱き締めて
ベットに横になって目を瞑っていた
抱いた後すぐ寝ると思った
明日はアヤとベポが祭りに参加するから
すぐにでも寝ようと思った
しばらくしてアヤがゆっくり起き上がった
俺が寝てると思ったのか
アヤは体を起こしてじっと俺を見ていた
薄目にアヤを見ていれば
ゆっくり顔を近付けて耳の下らへんにキスマークを付けた
キスマークの付け方を教えてから
嬉しそうに楽しそうに付けるアヤ
そんなに付けたかったのか
アヤは宣言通りに俺にいっぱい付けた
まだ失敗はするらしいが…
首元や胸板、肩や背中、腕…本当にいっぱい
まぁ俺も人の事言えないが