第10章 ★ お披露目 * 夢主視点 ★ ① ★
シャチ)「見たい見たい!」
ベポ)「オレも見たい!」
ペンギン)「俺!手裏剣!手裏剣みたい!」
ロー)「俺は他の忍法が見たい」
すげぇ目を輝かせてる男のメンツ
忍術見せるなんて一言も言ってないのに
まじか
私は言葉を失っていた
戸惑っていたら女の人と目が合った
とりあえず手を出しとく
「あ、初めまして。アヤですー。よろしくね」
イッカク)「あ、私はイッカクですー。よろしく」
「「「無視かよ!」」」
私は男メンツを無視して女の人に話しかけ
イッカクは差し出した私の手を握って握手してくれた
握手してたらツッコミでも入れるように
シャチとペンギンが手を出した
目を向けるもシャチ達変な顔してた
「だってー。今手裏剣ないし⋯忍術ねぇ…そんなに見たいの?何が見たいの?」
私が首を傾げて呟くように言えば
男メンツは驚いた顔をした
いや、期待してる顔だ
ロー)「?!…なんでも出来るのか?」
「んーなんでもって言っても…海の上だし、そんなに難しくなければ…」
ベポ)「あ、変身出来るって言ってたよね!?」
シャチ)「そうだ!分身も出来るって言ってた!」
ペンギン)「おぉ!そんなすぐ出来るのか?!」
ロー)「やってみてくれ」
注文が多いな