第10章 ★ お披露目 * 夢主視点 ★ ① ★
「簡単に言えば忍者だねー」
「「「「忍者?!?!」」」」
急に大声出されてびっくりした
びっくりして思わず体ごと後ろを向いてしまった
お兄さんも反応してる…
なんで?
「な、何?」
イッカク)「急に大声出さないでよ!なんなの?!」
男メンツのテンションが上がり出した
シャチ)「イッカク!忍者だぞ!」
イッカク)「いや、だからなに?」
ペンギン)「なんでテンション低いんだよ!忍者だぞ!」
ベポ)「忍者って本当にいるんだ!すげー!」
ロー)「忍法とか使うのか?」
お兄さんの反応に疑問を感じてしまった
さっきと全然雰囲気違うじゃん!
「え、まって、まさかのお兄さんまで忍者に興味あるの?」
ロー)「…」
「え、まって、めっちゃ可愛いじゃん」
まじか
「…そんなにテンション上げられたら私の里では生きていけないよ?里の半分ぐらいが忍なんだから」
シャチ)「おぉ!そんなにいるのか!忍者!」
ペンギン)「やっぱり手裏剣とか使うのか!?」
ベポ)「あ、だからあんなに強かったの!?」
ロー)「さっきの戦闘で使ってた雷も忍法なのか?」
可愛いけど
お兄さんのさっきまでとの変わりように戸惑ってしまう
最初はあんなに睨まれてたのに…
「え、うん。まぁ、忍法、だね。えっと、忍術でもあるんだけど…」
「「「おぉー!」」」
男メンツが詰め寄ってきた(お兄さん以外だけど)