第70章 ☆ 生涯をかけて ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
「…なんか空気悪くしちゃってごめんね。先に船に戻るね。皆は楽しんで」
アヤはそう言い残して席を立った
アヤが今まで黙ってた事を暴露した
正直驚いた
島に着く度に視線を感じていた?
声をかけられたのはどの島だ
そんな多くの数の島に行ってないにしても…
滞在が長かった島もあった
気にしなさ過ぎて気付かなかったが…
声もかけられていたとは…
いつ声をかけられた?
こいつはそれをなんとも思わなかったのか?
アヤを独りにしたくなくて『船に戻る』と言って席を立ったアヤの手を掴んで船まで飛んだ
少し遠かったが…
アヤは驚いていたが…今はそんな事どうでもいい