第67章 ★ 初めまして〈Ⅱ〉 ★ 夢主視点 ★ ① ★
「ふふっ…この巻物をこうして…この印に血に着けて、チャクラを流すと…口寄せの術!」
私が術を発動するとポンッと煙が出て
煙の中で動く2つの黒い影
皆、目を輝かせており
煙が晴れたらそこにいたのは
小さな子猫が2匹
皆思ってたのと違ったのか目を見開いて固まっていた
「ふふっ。この子達はね、可愛い可愛い私の子。とっても優秀な忍猫なんだよー」
雲母)“主様だー”
冥母)“様ー”
「久しぶりだね!いい子にしてたー?」
2人は出てくるなり私に飛び付いて擦り寄ってきた
私も2人を抱き締めて撫でたり擦り寄った
それを黙って見ていた皆…急に立ち上がって声を上げた
ロー以外だけど
「「「「すげぇー!/すごーい!」」」」
イッカク)「えー!可愛い!私にも触らせて!」
ペンギン)「その猫達ってあの戦争の時の奴らだよな?!」
シャチ)「大きさが違うけどそうだよな?!」
ベポ)「喋った!動物が喋ったよ!」
「「お前が言うな!」」
ベポ)「熊が喋ってすみません」
「「打たれ弱っ!!」」
ジャンバール)「大きさを変えれるのか?!」
ロー)「…俺にも触らせろ」
皆の反応に雲母達を抱きしめながら笑った
横にいるジジィに目を向ければ
ジジィは呆気に取られた様な顔をしていた
「ふふっ。ね?言ったでしょ?」
私の言葉にジジィは小さく笑って「…確かにこれなら納得じゃわい」と小さく答えた
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口寄せの紹介
《雲母》(きらら)…明るい子。元気な子。気持ち的には犬夜叉の雲母、そのまんま。水遁が得意
《冥母》(くらら)…口数が少ない、と言うより喋るのに慣れてない子。色的には黒っぽいイメージ。気持ち的にはホワイトタイガーの色が逆みたいな…感じ…です。雷遁が得意
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