第66章 ☆ 夢 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
顔を離して「満足か?」と聞けば「…もっと」と返ってきて
その答えに少し気分が良くなる
ロー)「…満足するまでしてやるよ」
「…うん。嬉しい。やっぱりローは魔法使いだね」
ロー)「魔法使い?」
「魔法使いってより、私の精神安定剤だね」
笑いながらそう言われ思わず目を見開いたが
俺も心当たりがあったから俺はアヤの頬にキスをした
キスをすればアヤは目を見開いて俺の名を呼び首を傾げた
ロー)「お前も俺の精神安定剤だな。お前がいるだけで安心する…だからちゃんと言え。夢見が悪かったり、少しでも体調がおかしかったら…急に倒れたら心臓に悪い」
「…うん。それならちゃんと言わないとね。あなたが安心出来るように…私も、安心出来るように」
ロー)「そうしろ。約束出来るならキスしてやるよ」
「ふふっ。ご命令とあらば…仰せのままに」
アヤの綺麗な笑顔で言われ
俺は小さく笑い深いキスをした
精神安定剤
確かにな
納得した