第66章 ☆ 夢 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
クロガネ)「お前が倒れるとはな。正直焦ったが…まぁなんともないようで良かったのう」
ロー)「…覚悟しとけよ。ペボ達にも怒られろ」
「…確定かー…そんなに怒ってる?」
クロガネ)「…まぁ…頑張るんじゃな」
「えぇー。ジジィにも言われると怖いんだけど」
クロガネ)「なんなら呼んで来てやるわい。面白そうじゃ」
「おいざけんなよクソジジィ」
クロガネ屋がベポ達を呼んで来ようと動いてたから
それを追いかけようとベットから降りようとするアヤ
ロー)「お前はまだ動くな」
クロガネ屋はニヤけた顔で医務室から出て行った
アヤはドアに睨んでいた
普段と変わりないアヤの様子にムカついて
デコピンした
丁度タイミング良くアヤが顔を向けた
「あ"いって!」
いきなりデコピンされると思ってなかったのか
もろに食らったデコピン
少し笑いそうになった
「ぬぐー!い"だい"」
ロー)「お前が悪い」
「…今ので悪化したー」
ロー)「誰に言ってやがる。治してやるよ」
「すげぇ心強いんだけど、自分でやったんだよね?」
ロー)「自分でやったからだろうが」
アヤはおでこを抑えながら眉を下げて下から俺を見上げていた
俺は少し笑いそうになったのを隠すように眉間に皺を寄せていた