第64章 ☆ 盗み聞き ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
そう言えば聞いた事なかった
アヤを仲間に誘ったのはただの興味本位だった
忍者に興味があった俺としては逃がしたくなかった
だからアヤが俺から離れられない様にしようとした
長期任務を与えたり…
体を重ねたり…
婚約したり…
正直アヤから離れられないのは俺なのだが…
ロー)「…関係はなかったが…」
クロガネ)「…もしかして知らんのか?」
ロー)「…こいつに聞いて素直に答えるか?」
クロガネ)「…それもそうじゃが…お前さん相手なら答えそうじゃ…」
ペボ)「キャプテーン!」
クロガネ屋の言葉を遮るようにペボが遠くから俺を呼んだ
クロガネ屋と共に顔を向ければ、大きく手を振ってこっちに向かって走り出そうとしているベポがいた
が、ペンギンとイッカクに殴られていた
そして2人はペボの顔を見て口元に人差し指を当てていた
ペボの隣ではシャチが口元を抑えるように手を当てていた
アヤが寝てる事に気づいて静かにしてるらしい
そしてゆっくり近づいてきた
そんなにゆっくり動かなくても…と思ったが
せっかく寝たんだ
今は寝かしときたかった