第61章 ★ 作戦会議 ★ 夢主視点 ★ ① ★

そんな話をしてたらご飯に呼ばれた




ベポが当番なのか走って準備しに行った




今日も甲板で食べるらしい




風に当たりたかったから良かった




私達は移動しながら話していた



小声で




ｼｬﾁ）「ベポとキャプテンがいない今だな…さっきの話ペンギンには軽くしといたぞ」

「おっ！出来る男は違うね！」

ｲｯｶｸ）「…話したの私なんだけど」

「流石お姉様♡シャチより頼りになるー！」

ｼｬﾁ）「分かってたけど…けど！」

ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「騒ぐなよ…キャプテンに見られたらどうするんだよ…」

ロー）「俺がなんだって？」

「「「「？！」」」」





いきなり後ろから声を掛けられて全員で後ろを振り返った




ビビった



まじで…驚いた





ロー）「…なんだ？その顔…」

「いや、急に現れたから…いつからそこに？」

ロー）「…今だが？それより見られたらってなんだ？何の話だ？」

「シャチのじょ…」

ｼｬﾁ）「おい。その言葉の後に『そ』と『う』が続いたらここで騒ぐからな」




シャチの言葉に振り返ってシャチに目を向けた




「…そんな低い声で言わないでよ…目がマジだ」

ロー）「何の話だ？」





ローが軽く首を傾げた




ちょっと可愛い





ﾍﾟﾝｷﾞﾝ）「…軽く…次の島の話を…美人が多いって話をクロガネさんに聞いたのでその話を少し…」

ｲｯｶｸ）「…アヤがナンパするって言ったから…」

ロー）「ほぅ」




ローの顔が悪い顔して私に目を向けた




「待って…凄いとばっちり」

ｼｬﾁ）「お前が悪い」

ｲｯｶｸ）「シャチと一緒になってナンパするって」

「「おい！」」




イッカクの言葉にシャチと2人で声を上げた




ロー）「お前そんな話してたのか？」




さっきまで悪い顔してたのに急に白い目で見られた




「いや待って。確かに美人に興味あるけどシャチがいる時点で惨敗だから」

ｼｬﾁ）「お前それ失礼な」




ペンギンとイッカクの機転？によりローには怪しまれずに済んだけど…なんだろう




なんとも言えない気持ちになった