第52章 ★ 歌 ★ 夢主視点 ★ ① ★
目が覚めた
ゆっくり体を起こした
隣を見ればまだローが寝ていた
相変わらず可愛い寝顔
私はこの寝顔を見てる時間が好きだったりする
可愛い
なんて思っていたけど体制が変わっていた事に今気づいた
あれ?
昨日私が抱きしめてた気がしたんだけど
寒かったけど途中から暖かった気がした
よく見れば布団も掛けられてた
ローが掛けてくれたのかな?
ローしかいないか
私は少し目を細めて微笑んでローに目を向けた
頭を数回撫でれば体を少し小さくして寄ってくる
可愛い
本当に可愛い
私はローを起こさないのようにベットから降り洗面所を向かった
さて、今日はイッカクに教えると言う口実で頼み事をする
内心ドキドキだ
ローにバレずにやらなくては
私は気合いを入れる為に自分の頬を叩く
よし
私はベットに戻ってローを起こした
少し時間がかかったがなんとか起きてくれた
起きてくれた?