第47章 ☆ 大切なもの ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
それから聞いたアヤの過去とピアス、リングの話
思った通りピアスはあのカカシという男から貰った物
まぁ複雑な事情があったが…リングもそうだ
だが話を聞いてて俺は少し不安に思った
カカシと言う男の存在に
世界は違うが、もしカカシがこの世界に来たらアヤは…
俺がそんな事を考えていたらイッカクが口を開いた
イッカク)「アヤは…」
「ん?」
イッカク)「アヤはそのカカシって人の事好きじゃなかったの?」
「…え?」
アヤの顔は見えないが、声からして変な顔してると思う
ついでに俺も
イッカクの言葉に思わず顔を上げてイッカクに目を向けた
イッカク)「キャプテンごめんなさい…すごく大切だったんでしょ?そのカカシって人の事」
イッカクの言葉に少し動揺してしまう
「えー…大切だったけど、好きとかじゃないよ?いや好きだったけど、どっちかってゆうと兄弟愛?家族愛?んー。ローとは違う好きだったな。それだけは分かる」
シャチ)「で、でもそれは、アヤが思ってる事だろ?そのカカシって人はお前の事…好きじゃなかったのか?」
「え"ぇ…それは…どうなんだよ。ジジィ」
クロガネ)「なんでワシ?…それはないの。こいつら距離感はおかしかったがそこにある愛情はそんなもんじゃなかったの」
「ほらね?」
あくまでアヤは家族愛と言い放つ