第47章 ☆ 大切なもの ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
それから始まった宴
起きたばかりなのに
イッカク)「なんだか、娘を嫁にやった気分」
クロガネ)「そりゃワシじゃな」
イッカク)「確かに」
ベポ)「でもなんで急に婚約なの?」
イッカク)「キャプテン。昨日の話聞いて焦ったんでしょ?」
ロー)「…」
クロガネ)「図星か?」
イッカク)「焦る事無かったと思いますけど…アヤ、キャプテンしか見てないし」
ジャンバール)「だが、婚約者がいたのは驚いた」
イッカク)「…確かに」
ロー)「…昨日は気分が良かった。それだけだ」
イッカク)「気分って…アヤ、女の子ですよ?そんな…」
ジャンバール)「それは当人達しか分からん事だ。俺達が口出ししていい事じゃない。」
ベポ)「そういえば、昨日のピアスとかなんかあったの?」
そうベポがクロガネ屋に聞いた
それは気になる
ベポがそう言ってクロガネ屋に目を向ければクロガネ屋は驚いた顔をしていた
クロガネ)「なんじゃ聞いとらんのか?…知りたければアイツから聞け。ワシからは何も言えん」
イッカク)「めっちゃ気になる…昨日の様子も…まぁ。今はアヤが幸せそうな顔してるから、それはそれで嬉しいな、私」
イッカクがそう言ってアヤを見た
俺もアヤに視線を向ければシャチ達に絡み酒されていた
俺はアヤを能力で隣りに飛ばした