第47章 ☆ 大切なもの ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
ロー)「アヤと婚約した」
とだけ言えば、アヤ含めクルー全員が目が点にして俺を見た
ロー)「…なんだ?」
「なんだ?じゃねぇだろ。普通に驚いたわ」
ロー)「問題あるのか?」
「…ないけど」
「「「「「「あるだろー!」」」」」」
皆にツッコまれた
ロー)「なんだ?文句あるのか?」
シャチ)「いやいや!文句はないですけど急ですよ!」
ペンギン)「何がどうしてそうなったのか説明を!」
イッカク)「凄く!めっちゃ!詳しく聞きたい!」
ジャンバール)「寝てる間に何が」
ベポ)「アヤー!おめでとーう!」
イッカク)「あ!ベポに先越された!アヤー!」
ギャーギャー騒いでベポとイッカクはアヤに向かって走って来た
と、言っても横なのだが
俺にはシャチ、ペンギンが走ってきた
ジャンバールは少し距離を置いていた
シャチ)「キャプテンいつの間に!」
ペンギン)「昨日の話?!昨日の婚約者の話聞いたからっすか?!」
ロー)「うるせぇな」
2人に詰め寄られて苦い顔をしていたらアヤの方を見たらアヤもこっちを向いていて俺は小さく笑った
アヤも笑って視線をイッカク達に戻した
アヤ越しにクロガネ屋が見えてその顔は少し泣いていた。