第6章 ★ 尋問？ ＊ 夢主視点 ★ ① ★

ｼｬﾁ）「ごほん。では改めて」

ベポ）「アヤの得意な事は？」


「暗殺♡」


「「ギャーっ！！！」」



2人は抱き合って私から逃げた




その反応が面白すぎて私は声を出して笑った






「あっはは！ご、ごめん、まさかそんな、反応されるなんて、あははっ」






私は体を起こしてお腹を抱えて笑った






「痛い！笑いすぎて痛いよー！あははっ」

ｼｬﾁ）「わ、笑うなよ！」






シャチが立ち上がって私に怒る






「いやいや、ふふっ、ごめん、ごめん、本当にごめんって。くくっ。苦しいー！」






笑いながら謝ったらシャチにめっちゃ睨まれた



でも笑いが収まらない





「ちょっと、ちょっと待って。ツボった。くー。痛いよー。ふふっ」

ｼｬﾁ）「笑いすぎだ！」






シャチが赤い顔しながら叫ぶように怒ってる





「ふふっ。ごめんって。あー。涙出てきた。ふふっ」





やっと収まった笑い



こんなに笑ったのは久しぶりだなー





「あー。笑い死ぬかと思ったー。ふふっ」

ベポ）「…う、嘘なの？」





笑ってた私をベポが不安そうな顔で見てきた





「んー。そうだなー。殺し自体は好きじゃないなー。やれって言われたらやるけどさー」





私はベポの顔を見てまた横になった






ｼｬﾁ）「なんだよ。やれって…命令か？」

「と、言うか仕事かなー」

ｼｬﾁ）「仕事？」

ベポ）「え？アヤって賞金稼ぎなの？」

「いや違うね」






うん。違うね


私は任務を遂行してただけで別に、ねぇ





ベポ）「じゃ、じゃあ、仕事って？」





私はニヤリと笑いベポ達を顔を向けた








「私、魔法使いなの♡」




そう言った時の2人の顔
めっちゃ面白かった









2023.12.17