第46章 ★ 誕生日 ★ 夢主視点 ★ ① ★
昨日ローと婚約した
信じられなかった
前にお姉さんに結婚の話をされて適当に返した覚えがある
でも本心だった
もし結婚するならローがいいとその時思った
…まぁ海賊にそんな事があるのか知らないけど…
ローから貰った左手の薬指のリング
ハートの海賊団のマーク
そんな物貰えるなんて思わなくて本当に嬉しかった
ジジィにも報告してくれた
ジジィは『2人で決めたなら文句あるまいよ』ってさ
2人かな?
一方的にだった気が…って思ってたら声に出てたらしくてローに睨まれた
それから『茶を入れろ』って言われて私は席を離れた
お茶なんてどこにあるんだよ?って探してたら全く見当たらない!
どうなってんの?
まじでないんだけど
私は怒ってジジィ達の所に戻ったらローがなんか優しい顔してた気がする
本当に気がするだけ
一瞬だったけど
それから結局ジジィの入れたお茶を飲みながらゆっくり過ごした
ジジィに今ある武器の話や磨いて欲しい武器の話をしながら
次第に外が騒がしくなり起きてきた事が分かった
3人で外に向かい皆を起こす事にした