第44章 ★ 宴・終 * 夢主視点 ★ ① ★
「…ブサイクって言わないの?」
ロー)「…お前は綺麗だよ」
ローの言葉に涙が出て来た
「やだー。今日のロー男前なんだけどー。優しー」
ロー)「お前限定でな」
「…私、こんなに幸せでいいのかな」
ロー)「俺が許す」
「ふふっ。ローらしいね」
私は左手に輝くリングを涙ながらに見て確認したくなった
「本当に?これ、夢じゃない?」
ロー)「なんならもう1回ヤるか?」
「ふふっ。確かめる為に?」
ロー)「お前にきざんでやるよ。俺がどれだけお前を想ってるか」
「ふふっ。楽しみだ」
そう言えばローはまた私に覆い被さって深いキスをしてきた
リップ音と共に目を開ければ
ローの優しい顔が目に付いた
ロー)「返事は?」
私は挑発するように笑った
「…あなたこそ、私無しじゃ生きられないようにしてあげるよ」
ロー)「…上等だ」
私はあなた以外考えられない
私達は…今日…結ばれた