第43章 ☆ 宴・初 ＊ ロー視点 ☆ ① ☆

ｸﾛｶﾞﾈ）「…本気か？」

「うん、もう大丈夫だよ」

ｸﾛｶﾞﾈ）「まったく…ワシは刀鍛冶じゃぞ？」

「出来ないの？里1番の鍛冶屋なんでしょ？」

ｸﾛｶﾞﾈ）「…生意気になったな。バカ娘が」






クロガネ屋はアヤの頭を撫でた






「ついでに色々頂戴な。クナイとか千本とかあれば。あ、今持ってる武器も磨いて欲しいんだけど」

ｸﾛｶﾞﾈ）「ワガママなヤツめ。やるのはいいが時間がかかるぞ？」




そう言われてアヤはこっちを見てきた





ロー）「構わない」

「だって」

ｸﾛｶﾞﾈ）「なら任せろ。金は貰うがな」

「つけといてクソジジィ♡」






アヤがそう笑って言えばまたゲンコツを貰って喧嘩になった


































喧嘩が終わりそろそろお開きにしようとした時
クロガネ屋が思い出したように口を開いた





何故かニヤニヤして






ｸﾛｶﾞﾈ）「あ。そういえばのう、アヤ」

「何？ニヤニヤして…」

ｸﾛｶﾞﾈ）「《イチャパラ》上・中・下の全3巻と続編も全巻あるぞ」

「早く言わんかい！読ませろし！｣





クロガネ屋の言葉を聞いて
アヤの変わりように俺達は驚いた





「「「「「イチャパラ？」」」」」

「子供達は黙ってな」

「「「「「「お前より年上だ！」」」」」」

「あれ？」