第6章 ★ 尋問? * 夢主視点 ★ ① ★
私はカカシやあの人達に
『里の皆が家族だ』って言われて理解できなかった
『そうなんだー』位にしか思わなかったなぁ
ベポ)「…アヤはその人達好きだった?」
「え?」
私は顔を横に向けてベポを見た
ベポ)「その…アヤを家族って、仲間や友達って言ってくれた人達の事…好きだった?」
…好き?…
「…そんな事、考えた事もなかったなー」
私は視線を天井に戻して考えた
「好き、か。そっか。ふふっ。ベポは賢いねー」
ベポ)「え?」
「私そう言われたからそうなんだって思ってた。けど好きか嫌いかの考えもあったんだね。そっかそっか」
私は笑ってしまった
「ふふっ。ありがとうベポ。納得したよ」
ベポ)「いや、オレは別に」
「ううん。スッキリしたよ!嫌いな奴もいたけど好きな奴もいた。私は好きな奴を守れればそれで良かったんだ」
「「…」」
「家族は守りたいもんね」
私は2人に笑顔を向けたら2人とも少し笑ってくれた