第41章 ☆ 無人島での出会い * ロー視点 ☆ ① ☆
昨晩アヤを抱き潰して寝ていたが
昼だとベポに起こされた
もう昼なのか?
俺は体を起こした
横にはまだ寝てるアヤ
珍しく俺が先に起きた
ベポに返事して俺はアヤの体を揺さぶり声をかける
アヤがゆっくり頭を動かした
目を閉じたまま
「…んっ…にゃに?…」
完全に覚醒してないから呂律がおかしいアヤ
これは起きるまでに時間がかかるやつだ
ロー)「もう昼だと。起きろ。昨日の話しではもう時期島だ」
昨日ベポの話では島があるらしい
今回は無人島だ
アヤにとって初めての無人島
「んー」
アヤは小さく声を出すとまだ寝たいのか
俺に背を向けて布団に包まった
俺は布団を剥がしてアヤの体を動かして
上を向かせ覆いかぶさった
「んー」
少し不機嫌そうに寄る眉と唸る声
邪魔するなってか