第39章 ☆ 手配書 * ロー視点 ☆ ① ☆
「怖い?私ってそんなに怖い?」
イッカク)「あんたじゃないから安心しな」
「ほぅ?」
イッカクはアヤの肩に手を置いて首を振った
そんなイッカクにアヤは首を傾げた
ペンギンが俺に視線を向けてきたが無視した
そしてシャチが戻ってきた
シャチ)「ほれほれ!これ!」
そう言ってアヤに手配書を渡す
「あらやだ。男前だけど人が悪そうな顔ね」
アヤは手配書の俺を見て薄く笑った
「まぁでも普段もこんな顔よねー?ちょっと安心した」
アヤはそう言って笑いながら俺を見た
ロー)「喧嘩売ってんのか?」
「えー。普段通りでいいと思うけど」
シャチ)「キャプテンカッコイイよな!」
「そうね。それは認める」
アヤとシャチがそんな話をしていたらイッカクとペンギンは2人を少し悩むような顔で見ていた
イッカク)「私、アヤの手配書出回ってアヤに変なファンが増えたらって思うと…心配だわ」
ペンギン)「イッカク。それは皆が思ってるけど、あの戦争の映像からそう簡単に手出す奴いないと思うぞ?しかも初めての賞金額が額だし」
イッカクとペンギンの言葉が聞こえていたのかアヤは首を傾げながら2人に目を向けた
「私の賞金額っていくらなの?」
シャチ)「1億ベリーだ」
「…それは凄いの?」
ペンギン)「初めての賞金額がこれだけ高額なのはやべーよ」
「やばいのか。ふーん。大将とかにちょっかいかけ過ぎたかな?」
シャチ)「まぁ前に8000万の賞金首を倒してたしな…やっぱりアヤはやべー奴だったんだ」
「それ褒めてるよね?ってか8000万っていつ倒したんだよ」
ペンギン)「え?お前知らなかったのか?最初に倒した海賊いたろ?あいつだ」
「…覚えてないわ」
シャチ)「こわ」
イッカク)「でも…なんで名前無いの?」