第38章 ★ 散歩 * 夢主視点 ★ ① ★
私はあの言いがかりのお姉さんがいないと言う事で外に出た
せっかく来たんだから散歩したかったし
ローと2人で歩けるなんて思ってもみなかったから
気分はウキウキである!
私は足取り軽く甲板に向かった
「さっきも思ったけど凄い森だね。ここって本当に女ヶ島なの?」
ロー)「ここはその端だ。本当に栄えてる場所に俺達《男》は入れない」
「…凄い国だね?それでよく繁栄するね」
ロー)「その辺はどうしてんのか知らねぇし興味もない」
ローにそう言われ私はちょっと想像してしまった
めっちゃ詳しく説明してくるローを…
なんて言うか
「…ローが詳しかったり、興味あったら変な感じだな」
ロー)「どう言う意味だ。それよりお前に客だ」
ローの言葉にちょっと眉を寄せて嫌な反応になってしまった
「客?えーなに?めんどくさくない?」
そう聞けばローは私の頭に手を置いた
ロー)「それは大丈夫だ。安心しろ」
「…なら、いいけど」
客って…
またあのお姉さんみたいなのは勘弁だなーって思ったけど
ローが大丈夫って言うなら…大丈夫だよね