第5章 ☆ 初めまして * ロー視点 ☆ ④ ☆
【「はぁ。どうすっかなー。あいつ大丈夫かなー。ってか私死んだのかなー。死んだ事にされてそうだなー。あの人私の事嫌いだったしなー。ってか命を握られる事はあっても、まじで抜かれるとは思わなかったなー。あのお兄さんすげーな。」】
急に喋り出す女。そして
【「怪我が治るまで休んでいいなんて変な感じだなー」】
その言葉に映像を見ていた全員が疑問に思った
この女まじで何者だよ
そして女は少し体を伸ばしてまた眼を閉じた
「「「「「…」」」」」
ペンギン)「…えっと…食事はいつぐらいに持っていきますか?」
ロー)「…タイミングは俺が言う」
ペンギン)「アイアイキャプテン」
イッカク)「この子仲間にするんですか?」
ロー)「それはない。次の島で下ろす」
ベポ)「え?下ろしちゃうの?」
シャチ)「勿体ない」
ロー)「お前ら、ペットじゃねぇんだぞ」
呆れながらそう言った
ロー)「大体怪しすぎるだろうが」
シャチ)「た、確かに」
ベポ)「で、でも」
ベポはモジモジしながら下を向いていた
ロー)「はぁ…ペンギンこの女の荷物は?」
ペンギン)「それならそこに置いてますよ」
ロー)「俺が預かっとく」
ペンギン)「アイアイキャプテン」
ロー)「俺は部屋に戻る。見張りは任せたぞ」
「「「「アイアイキャプテン」」」」
俺は立ち上がり荷物を取り部屋に戻った
2023.12.13