第25章 ☆ 着替え * ロー視点 ☆ ① ☆
苦笑いしてるアヤがいた
「「「え?!」」」
ロー)「…」
イッカク)「可愛くない?!なかなか楽しくなっちゃってさ!」
1人テンションの上がるイッカク
ベポ)「アヤ!可愛いよ!」
シャチ)「あぁ!可愛いよ!元々可愛いけど!」
ペンギン)「本当に可愛いしか言葉が出ない!」
「「「ね?!キャプテン!」」」
3人が俺に目を向ける
そんな目で俺を見るな
俺は再びアヤに目を向けた
ロー)「…」
「…」
お互い無言で見つめあってる
髪の毛は綺麗に整えられていて
半分上げて団子にされそこには簪が刺さっていた
ロー)「…」
「…えっと…変?」
アヤが不安げに聞いてきた
ロー)「…変ではない。それにさっき似合ってるって言っただろうが」
「…そっか」
アヤは俺の言葉を聞いて
安心した様に
嬉しそうに目を細めて微笑んだ
「「「「…」」」」
そんな顔されると思わなくて
アヤのその顔を見てシャチ達の動きも止まる
そんな俺達を見てイッカクが動いた
イッカク)「はいはい!固まってないでご飯食べよ!はい!アヤはここに座りなよ!」
「あ、ありがとう」
イッカクに言われアヤが座ったのは俺の隣
ペンギンとイッカクが次々と全員の分取り分けて料理を食べ始める
「ここのご飯を食べ終わったら女2人で化粧品を買いに行きたい!」とイッカクが言い出しので行かせる事にした
男4人で本屋と薬屋だな
そんな事を考えながら取り分けられた飯を食べる
アヤに目を向けると初めて食べる飯に目を輝かせていて
包帯だらけの足が目立つが
そこにいたのは普通の女の子のようだった